難聴

難聴と一言で言われがちですが、その実情は様々です。高い音が悪くなるタイプ、低い音が悪くなるタイプ、これらは決まった高さの音を片耳ずつヘッドホンで調べることが出来ます。特定の音を特定の大きさで調べる「聴力検査」は基本となるものです。聴力検査は患者さん1人だけが入れる小さなボックスで行うこともできますが、当院では規格を満たした十分な広さ(6畳を越える)の防音聴力検査室を備えています。ほぼ完全な無音室で、各種の聴力検査を行うことができる理想的な環境です。これにより実際の生活での、ヘッドホンではなく両耳での聞こえや、言葉の聞き取りを知ることもできます。
また、まだあまり知られていませんが難聴の原因の約半分は遺伝子によるものです。その遺伝子には多くの種類があり、それぞれによって何歳ごろにどの程度の難聴になるか、難聴は悪くなっていくか悪くならないか、難聴以外の病気になる可能性があるか、など様々な情報が得られます。当院では、各患者さんの難聴に関する詳細な情報をもとに、適切な対応を行い、その後も必要な検査で評価します。

難聴

中耳炎

耳が痛い!耳だれがでる!中耳炎を経験された方は忘れられないかもしれません。お子さんに多いですが、大人でも稀ではありません。耳の穴の突き当たりに鼓膜があり、その奥が中耳です。鼻の奥には中耳と繋がる管があり、鼻風邪やのど風邪のばい菌がこれを通って中耳に入ると急性の中耳炎になります。この管はもともと、逆に中耳の液を鼻に流す働きをしているのですが、お子さんの場合はその働きが未熟で、ばい菌がいなくても中耳に液が溜まることがあります。これらの診断の基本は、鼓膜の様子を観察することです。当院では内視鏡を用いて詳細に観察し、客観的に評価します。しかし鼓膜の奥までは見えません。これには必要に応じてCTを用います。当院のCTは、耳小骨や内耳なども詳細に映すレベルのものです。中耳炎を起こす菌には色々あり、人によって効く抗生剤が異なります。当院では、患者さんそれぞれの菌に適した投薬を行います。

細菌検査

めまい

めまいは、本当につらい症状です。発作の時には、命の危険を感じるほどです。脳が原因の場合は本当に命の危険があり得ますが、それは1割弱で、めまいの多くは内耳が原因です。内耳の半規管に石(これは小さく、砂といった方がイメージしやすいでしょうか)が入り込むもの、内耳に水ぶくれが出来るもの、体のバランスを感じる神経に炎症が起こるものなど、それぞれに合った対応が必要です。当院では赤外線CCDカメラを用いてめまいの状態を把握するとともに、客観的な数値化する装置にて評価します。

めまい